■なぜ「全国一斉NO部活動デー」を提唱したのか?

 

 生徒や顧問教員の「過重負担」を少しでも軽減できればとの思いからです。

 2015年(平成27年)の暮れに、ツイッターで若い先生方が署名活動をしていることを知りました。あまりにも過酷な労働環境に置かれながら部活動の顧問として指導を続けている教員がいるので、部活動の顧問を引き受けるかどうかを選択制にしてほしいという趣旨でした。無謀とも思えましたが目から鱗が落ちました。これまで部活動の顧問を引き受けることは当たり前だと思って疑うことをしてこなかったからです。大学の教員養成の授業でも、ずっと部活動の指導はするものだと学生たちに伝えてきましたから。

 

 当たり前だと思っていたことを、そうではないのでは?と考えること

 そこから事は始まります

 

 ただし、部活動顧問の選択制は、そう簡単には実現できません。

 まずは、現場で出来ることから始めよう、休みを増やして連勤を絶つことから始めようという方略を考えました。

 

 2016年は「部活動改革元年」です。

 

全国一斉NO部活動デーの成果はこちらです。 

 

 

【大臣あての署名活動に協力する】

 彼らと連絡を取り合ううちに、要望書の内容について助言してほしいと頼まれました。

私の助言内容は「顧問の選択制だけでは要望は通らない。というのは、仮に選択制になったとして、①引き受けない分のしわ寄せが他の教員にいくと、その教員の負担はさらに増えてしまう、②引き受けない部の顧問のなり手がいなくなり廃部になった場合、生徒が被害を受けるから。したがって選択しない教員が出た場合の手当とセットにした提案にすることが必要。例として、外部指導員の導入をさらに進める、チーム学校の考え方に基づいて「地域学校連携本部」に位置づけるなど」というものでした。1月に要望書の内容が追記されているのは、そのためです。

署名約23千人分と要望書は201633日に彼らの代表が文科省に提出しましたが、その際に付き添ったのは私です。

 

彼らは生徒の強制加入の問題にも取り組み始めました。引き続き応援していこうと思っています。(2016年4月1日記)

 

署名活動のサイト紹介 「部活問題対策プロジェクト」

 http://www.geocities.jp/bukatumondai/

 

●新聞記事紹介

2016.2.13朝日新聞の記事(署名活動など)に長沼のコメントが掲載されました。

2016.3.14東京新聞の記事(署名提出など)に長沼のコメントが掲載されました。

 

●2016年は「部活動改革元年」です

 

 関連書籍の紹介はこちらです